市場ニーズやトレンドを調査し、常にお客様目線で、世界に役立つものづくりを目指します。
大学や研究機関など様々な組織とのパートナーシップで新しい可能性に挑戦しております。
また、弊社はコンプライアンスを尊重し、新たな産業連携の随時受け付けております。
㈱広島は次世代エネルギー事業推進の為、一般販売が開始された燃料電池フォークリフト普及に向けた知の拠点あいち重点研究プロジェクト(Ⅱ期) プロジェクト名「燃料電池フォークリフト用充填装置と水素製造触媒装置の開発」に取り組んでいます。
本プロジェクトはフェーズⅠの燃料電池フォークリフト用充填装置の開発とフェーズⅡの水素製造触媒装置の研究に分かれており、名古屋大学を始めとし、NIMS、名古屋市工業研究所、あいち科学技術総合センター等の各機関と連携し、それぞれ研究開発をしております。
㈱広島は本プロジェクトの事業化リーダーとして、実際に研究開発された装置の事業化に向け、アドバイザーである豊田自動織機㈱様や㈱不二越様に各種アドバイスをいただき、市場調査を行いながら本プロジェクトで研究開発される装置の事業化に向けた取り組みを行います。
燃料電池フォークリフトはCO₂を排出しないクリーンな運搬車両で実用段階でありながらそれに燃料源となる水素を供給するための装置が普及していないことが課題となっています。それらの普及の妨げになっている各課題を解決し、水素社会構築を目指していきます。
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポーティングインダストリー)
「戦略的基盤技術高度化支援事業」とは、経済産業省が中小企業が大学や研究して行う、
製品化につながる研究や開発及び販路開拓への取り組みを支援するものです。
弊社は「車載センサー向け高性能コーティング膜製造用スパッタ装置の開発」という
計画名で法認定されております。
スパッタの最新技術にて次世代自動車部品への成膜をハイエンドにすべく、
㈱ニデック、㈱ペガサスソフトウェア、名古屋市工業研究所と連携し取り組んでおります。
次世代自動車のカメラやセンサーの機能向上のための表面コーティングを
最新技術で品質とコストの両立を図る装置を開発する事業です。
コストの面で成膜速度を上げるために遷移領域制御という酸素量を
コントロールすることで成膜レートや膜質を制御する方法で行っております。
品質の面ではHIPIMSと言われる電源を用いております。
HIPIMSとは高い電力を低いduty比で、パルス状にターゲットカソードへ
負荷をかけることで、プラズマを高密度化する技術です。
この技術を利用し従来より、緻密で耐久性のある反射防止膜を
成膜することを行っております。